男嫌いな女の子が恋をした。




〜♪…




2曲目は1時間半かかり
少し時間がオーバしたけど
なんとか出来た




「いやー…2曲目とかきっつ」

椅子に座りながらシャツをパタパタしはじめる龍くん



「案外上出来じゃない?」

微笑みながら腕をくみ頷いている愛菜



「そうだなー!久しぶりにしっかりやったわ」

目をキラキラさせながらベースをもつ弟の陸


「頑張ったな。」

私の頭をぽんっと優しく撫でる大和くん



「う、ん///」

さっきから赤くなりっぱなしだ





「後一曲はできてんの?」


と大和くんが聞いてきて


はっと気づいたのは今頃で



「あ…」


と言うと時間はまだあるからと
大和くんは優しく笑ってくれた。