「綺麗・・・」 キラキラと水面が月に照らされて言葉の通りとても綺麗だ。 「ほんとうに」 蒼空王子も湖を見つめていた。 ほんとうに蒼空王子はかっこいい・・・ いつもこの横顔に見とれてしまう。 「イチゴ姫?どうかしましたか?」 ハッ!またやってしまった 「いえッ・・・」 蒼空王子がふふと笑う、 笑われてしまった・・・ 顔を隠しながら下を向いていると 「イチゴ姫。」 「はぃ?」 名前を呼ばれ顔を上げる。