「どうかした?

何それ!?ラブレター!!!


なんて書いてある?」



すっごい期待に満ちた目で奈々はあたしを見る




「えっと…
“放課後に屋上来て下さい”だって」


「ヒューヒューついに梨乃にも恋の予感♪」






「誰が恋の予感?」


いつの間にか後ろに翔平が立っていた