僕は近くのベンチに座った。 「ねぇっ圭吾は何だったら大丈夫なわけ?こんなんじゃなんにも乗れないわ。」 「…お化け屋敷なら大丈夫。」 絶叫系はムリだけど お化け屋敷なら大丈夫だ。 どうせ人が驚かすものだろ? だから怖いとも思わない。 「うっ…」 なんか、咲の顔色が良くないような… 「なに??もしかして咲はお化けが怖いの??」 「そ、そんなわけないでしょ。じゃあ次はお化け屋敷いくわよ。」