『中原君は、あそこの席ね。』


「はい。」



俺は指定された席に座った。


「よろしく、私は楢崎琴美。色々分んなかったら、言ってね。」



声をかけられた方を向いた。

























神はまだ俺を見捨ててなかったのか?







目の前に居たのは、あの時の君だったー・・・











「あぁ、よろしく。」



これくらいしか返事なんてできなかった・・・。