「み、美月ってさ!
もしかして学校行くとき、7時30分くらいの電車に乗ってる!?」
「えっ、えーと、最寄り駅から7時25分発のに乗るかなあ…?」
「もしかして、もしかしなくても、美月って桜南高校!?」
「えっ、そうだけど……」
「じゃあ、スクールバックにピンクのクマつけてる!!?」
「ええっ!?何で知ってるのっ!!?」
やばい、謎だ。
輝くんが謎すぎる!!!
「じゃあ、やっぱり!隼人兄の気になっ………」
「なあああああああああああああ!!!」
今度は隼人くんが、輝くんの言葉を遮るように、いきなり叫んだ。
………って、えええー!!
今の叫び声、隼人くんなんですかっ!!!
イメージとだいぶ違いますけども……。

