最期までいつものあたしらしく、作ってでもあたしらしくいないとなにかが崩れそうだ。 「もうなんとも思ってないと思ってた。でも会ってみたら足が動かなくて、震えてきた。それくらいあいつはあたしの大切な友達だったの」 そう、あいつはあたしの大切な友達だった。