「お前ら何してんの?」 男たちと違う声が聞こえた。 男たちの行為が止まる。 「何だよてめぇ」 男たちが反抗するかのようにその男を睨む。 私もその男の人を見る。 そこにいた男の人は黒いスーツを着こなしていて黒縁の眼鏡をかけてどう見てもキャリアマンみたいだった。 「お前ら未成年に何やってんの?犯罪だよ」 低い声で男たちに言う。 「くっそ・・・いくぞ」 そう言って男たちさ去っていった。 私は泣きながら膝から崩れ落ちた。