「タクちゃん、今日放課後にうちに集合!
荷物が今日届くんだって。」

「荷物?」

学校の休み時間、タクヤのクラスに隣のクラスのユウがやって来た。

「預かり屋の荷物だよ。
先週登録したやつだよ。」

「あぁ、あれか。
依頼人から連絡あったんだ?」

「そう、昨日荷物を発送したってメールが届いたんだ。
報酬も添付されてるみたいだよ♪」

「マジで!?
了解!!うっしゃ、PSPだ!!」

タクヤが満面の笑みを浮かべて返事をした時、ちょうど休み時間の終わりを告げるチャイムがなり、ユウは自分のクラスへと帰っていった。