「///」
額に、直紀の唇が触れた。
「今はコッチな。いつか、唇ちょーだい!」
そう無邪気に話す直紀は、あたしより年上には見えないくらい…。
直紀が額にキスをしたのは、ちょうどテッペン。
本当…やることに恥を知らない直紀。
「…バカ//」
「今日の優ちゃんは照れてばかりですねー!」
「まぁ可愛いんだけど!」と直紀は付け出す。
直紀の大きな手が、あたしの頭を撫でている。
…心が、温かい。
こんなキモチ──いつぶりだろうか。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…