「そっ、か…」

「…直紀?」

「いや…それだったら、俺が、優の初めて──『本気で好きになった男』になりたいな、と」

「///」

「何照れてんだよっ! 今更じゃん!」

「…バカじゃないの//」


夕陽に照らされる直紀の笑顔が…あまりにも綺麗で、

みとれてしまったんだ。


「…優」

「ぇ…」


あたしは直紀に腕を引っ張られた。


そして…。


ちゅっ