【完】愛する君と、




でも…直紀は意外とデリカシーがない。


生理の事とか普通に話すし、女の子の体重当てるし。


しっかり者で、頭がいいってイメージが全くなくなった。


でも…しっかり者ではあると思った。


さっきから、すっごい優しい。


水とか、ハンカチ濡らしたりとか…なんか、手際が良い。


握ってもらった手を包む、直紀の手は、思ったより大きくて、少しドキドキした。


あたしが寄りかかる肩も、ゴツくてしっかりしている。


しばらく無言状態で、あたしは堪えられず、話をふった。


「直紀は…彼女いたことないの?」