【完】愛する君と、




でも…優から誘ってくれて、本当に嬉しいんだ。


「ぉ、着いた」


Kパークは予想以上に混んでいた。

開店したばかりで、今日は土曜日。

混んでいるのはわかってたんだけど…ここまでとは。

見渡せば、人。


「…優?」

優は目を輝かせながら、Kパークの入り口を見ていた。

俺の視線に気づいたのか、頬を赤くしていた。

ヤベぇ…可愛い。

そんな姿に、思わず吹いた。


「な、なに笑ってんのっ?!//」

「ははっ! いや…可愛いなぁ、って」

「…バカじゃないの//」

今回は誰にでもわかるぐらい、優は照れている。