【完】愛する君と、




振り返ると、上半身裸の直紀。


「わっ、ちょっ///」

「なぁに今更照れちゃってんの? 可愛いー!」

「バ、バカ!!//」

「ははっ!」

「ふ、服! 服着てよ!」

「はいはい♪」


直紀はクスクスと笑いながら、Tシャツを着た。

もぅ…デリカシーがないんだから…//



「んで、なに番組表とにらめっこしてんだよ」

「だって、直紀が恋愛映画なんて…。しかも、ケータイ小説の…」

「あぁ、それね。別に好きで見てたわけじゃねーよ。まぁ、興味本位的な?」

「ふぅん…」

「…なぁ、優。いつにする?」

「? なにを?」