あっという間に、受験日が来た。 送り迎えは直紀がしてくれて、そして結果。 見事に合格。 なんと、数学が200点中184点。 もう、キセキかと思った。 「やったぁー!!!」 車の中で手放しに喜んでいるあたし。 「俺も安心。もう、受験生に戻った気分だったなっ」 「これで直紀と同じ大学に行ける!」 「ははっ! そりゃ、嬉しい言葉どうも」 直紀はチュッとあたしの唇にキスをした。 「///」 「ご褒美は、ベッドの中でな♪」 「ば、バカじゃないのっ…!//」 隣で、直紀はククッと笑っている。