【完】愛する君と、




「でも、あのルックスだったらモテない?」

「もぅ、モッテモテ! でも、信じてみようかな、って…」

「…そっか!」

そう思えるってことは、上村くんの事は吹っ切れたのかな。

「ってか、直紀くんも負けてないから!」

「…そ、う?」

「いや、直紀くんだってルックス良いでしょ。大学でも、人気なんじゃない?」

人気…?

まぁ、人気だったけど…。

恋愛感情が入ってるようには見えなかったし。


「まぁ…」

「ふーん。プレゼントは買った?」

「それが…買う暇をくれないんですよ」

「ぇ、じゃあ買ってないの…?」



あたしはコクンと頷いた。