何度も深く、口づける。


そろそろ、か…?


そっと自身を入れる。


「…んっ…はぁっ…」


耳元にかかる、甘い吐息。


それが、俺の理性を切らしていく。


だけど…とても愛しくて。



「なお、きぃっ…好きっ…」


「愛してる…優…」



11月の寒い夜──






──俺たちは”一つ”になった