俺は「はぁー」とため息をつき、苦笑いした。
「優、さすがに体に悪いから、オムライスはまた明日な?」
「…うん」
「よし! んじゃ、夕飯は麻婆豆腐でいいか?」
「うん…」
「じゃあ、作るから優はお風呂でも入るか?」
「ぇ、いいよ…食べ終わった後で」
「いや、明日学校だろ? 早く寝ろよ」
「そのために今お風呂? さっき寝たし…眠くない」
「そうだよなっ。じゃあ、テレビでも見てて」
「いや…直紀見てる」
「またかよっ!」
「いいじゃん、好きなんだから」
「…可愛い事言ってくれんじゃん!」
こりゃ、今日の麻婆豆腐は愛情たっぷりにしないとな。

