【完】愛する君と、




*直紀side*


ん?



風呂から上がると、優の姿が見えない。


「…寝てるしっ」


優はソファで気持ち良さそうに眠っている。


なんか…猫みたいだな。


意地っ張りで、素直じゃない…小さな子猫。


俺は優の前髪を少しいじってみる。


「ん…」


っと、ヤベ…。