【完】愛する君と、




「直紀、オレンジジュースでいいの…?」

「あぁ、だって車運転できないしっ」

あ、そっか…。

って…じゃなくて。

オレンジジュースがきて、あたしは直紀をジッと睨んだ。

「…なに?」

「なにじゃない! さっきから、豪華な服にホテルで、ビックリしてるんだけど!!」

直紀は「わりっ」と苦笑いした。

「美月さんは、真のお姉さんで服を用意してもらったわけ。まぁ、真からの誕生日プレゼントってことで」

「…このホテルは?」

「俺からのプレゼント」

「ぇ…」

「ほんとはもう少しランク高いところにしようかと思ったんだけど…もう1つの方が、案外金かかってな」

「? もう1つ?」

「それは後で! 今は、飯!」

はぁ…。