【完】愛する君と、




秀太は、たまに顔をだしたと思ったら、女を連れてきてやりたい放題だ。

別に、ここを使うのはいいんだけど、さすがにイチャつかれたら困る。


「せめて、香水の匂いを消してくれ。この匂い、キツい」

「はぁ? これぐらい、我慢しろよ。ぁ、兄貴まだ彼女できねーなぁ」


なんでこういうところだけは、勘がいいんだろう…。

これは、母親譲りだよな…。


「うっせーよ。んで、夕飯は?」

「こっち。今日、母さん出張で、姉貴は友だちん家だから」

「ったく…高3なんだから、自分で飯ぐらい作れ」

「頼りになるお兄ちゃんがいるんだから、問題ないだろ」

「…あっそ。今の彼女は、L女だっけ?」

「それ、別れた。今は、K校」


ふぅん、優と同じ学校か…。

優、知ってる奴かな?