【完】愛する君と、




優が持っているものは…全然均一してないし。

服の色だって、ピンク、白、水色、黒、オレンジ…毎回驚く。

「好きな色は?」

「…ピンク、かな」

シャーペンはピンクだったし…。

「何その微妙な返事…」

「知らねぇんだよ」

「あんた、その子のどこを好きになったのよ…」

「好きな物を知って、好きになるとか違うだろーが」

「そうだけど…聞かないの?」

「そういう事、聞くと顔を歪まされるんだよ」

「…すごい子好きになったんだね」

「まぁな」


俺はそっと微笑んだ。