早く帰ろうと思い、外に出ようと歩いていると、さっきの女の子がベンチに座っていた。 通り縋る時にチラッと見ると、たまたま目が合った。 うわっ。 その女の子は、綺麗な黒髪に、大きな瞳。 正直、可愛かった。 「ヤベー…//」 これを、『一目惚れ』っていうんだろうか。 …ヤバい。 今まで、告白されたことはあった。 でも、別に好きじゃないから、断っていた。