ぇ、ちょっと…!


「な、なお…」

「もうちょっと」

「ぇ…」

「もう、ちょっとだけ…」


「//」


直紀の声が、あまりにも色気があって、あたしは何も言えなかった。


ぁ…直紀の体、冷たい…。


抱きしめられてる分には、温かいけど…直紀の体は、湿っていて、少し冷たい。


そっか…あたしが、上着…。