【完】愛する君と、




「優も来いよ」


いや…無理です。

自分のお腹までの大きさがある岩。


あたしが登れるわけない。


「い、いいよ…ここからも見えるし」

「はぁ? そんなとこじゃ、感動は半分だけだぞ」

「…いや、だって…」


登れないし。


「…ふはっ」


気づいたからか、直紀はククッと笑っている。