【完】愛する君と、




優の方を見ると、優は少し怯えたような顔をしている。

「優…?」

「お、怒ってる…?」

ぇ、俺?

「バァカ、怒ってねぇよ。あの男達に怒ってるだけ」

「ほ、んと…?」

少し弱々しい声で話す優は、すごい愛しく思えた。


「当たり前だ。それより、はい。温かいだろ?」


俺は、優にココアを渡した。


俺のはぶっかけちまったからな。


「…ありがとう」


そっと微笑む優を見て、胸が高鳴った。