【完】愛する君と、




俺はその変わりように少し、驚いた。

伊藤っていつも笑ってるイメージしかねーからなぁ…。

表情がクルクル変わる伊藤は、正直、少し女の子っぽくて可愛い。

優もこんな風だったら…ヤバいな//

考えただけで、顔が赤くなる。


「ってか、高校生とどうやって出会ったの…?」

「ナンパ? もう、運命的な」

「はぁっ?! ありえないんだけどっ!」

伊藤は笑いながらそう言う。

やっぱり、伊藤とはこういうテンポで話すのが一番シックリくる。

「ねぇ、高校何年生?」

「3年…かな」

1年はないと思う。

見た目、すっげぇ大人っぽいし。

「全然知らないじゃんっ!」

「まぁ…な。出会って、一ヶ月も経ってないしっ」