「んで、お前がたぶらかしている女子高生は、いつ帰ってくんだ?」
「たぶらかしてねーよ。…2泊3日だから、明後日だな」
「ふぅん、会いに行くの?」
「帰って来る日には会おうと思ってるけど」
「ぇ…会う、の?」
「ん、おぉ。まぁ、夕方じゃないと無理そうだけどなっ」
「…そっか」
伊藤は、悲しそうに微笑んだ。
…なんだ?
めちゃめちゃおかしいんだけど…。
「真、俺もう終わりだけど…」
「ぁー…俺今日長いから、先帰っていいぜ?」
「ん、りょーかい」
「ぁ、じゃあさ! 一緒に帰んない?」
「いいけど…変な噂流れても知らねーぞー」
「噂なんてへっちゃら!」
「だろうなっ」
俺は、苦笑いした。

