「優、おいしかったね♪」 「うん!」 少し悪い事をしたが、明石焼は本当においしかった。 「後でお金返す?」 千里はニコニコしながら、聞いてきた。 「うん…いちよう、ね」 同級生にお金を借りるのはやっぱり気が引ける。 その後、あたしと千里は充分楽しみ、ホテルへと戻った。 時間はもう五時をまわっている。