「おっ、おっ、俺も交ぜろ!」 ― ………。 ― ………。 ― ………。 「俺は、父を失った。 蒙兄さんも。 俺は… 俺は、祝融を、張兄を、今度こそ守りたい。」 そう告げる青年の目が真剣だったから、獅子はやれやれと頭をかいた。 「わかった。 だが、お前は一つ勘違いをしている。」 「何?」 「俺たちが守るのは、お前の家族じゃねー。 俺たちが守るのは、この国だ。」