「俺じゃ手だしできね―とこいた。」 「何?」 「まさか、黄大司が…」 「あー、それは白ね。 上司庇ってんじゃないよ。 多分、てか絶対知んねーから。 だって俺も忍び込んで見つけたもん。」 「忍びこむ? ここで?」 劉向は、怪訝な顔つきになる。 「動けねーんだよ。 ほら、清罪宮でもうちの管轄じゃないとこ、あるっしょ?」