「で、居場所が分かったと?」 「ああ。どこにいたと思う?」 「もったいぶるんじゃない! 急を要するんだぞ!」 「わかってるって。 こんだけ国中探したのによー、ここにいたんだよね―。 まったく舐めてるってか、大穴ってか。」 劉向の目が点になる。 「し・か・も。 俺の管轄、清罪宮ー。 マジぶったまげた。」 「なっなっなんじゃと!? それで、祝融様は!」 飄々としていた獅子が、顔を曇らす。