光でできた模様が夜空に映し出される。 「天には抗えぬか。」 青年は小さく笑った。 決心は着いていたはず。 どうしようもない躊躇いが、青年を絡めとる。 月光が、手足の楔となって離さない。 ---! 突然、青年を黒い殺気が貫いた。 「誰だ!」 青年は身構え、そのものの正体をみて驚いた。 「なぜこんなところに!」