寝る前にいつも、鏡台の前に座る。 この顔が気に入っていた。 だが、今日の礼は美しくない。 いつもと同じ顔だが、どこか醜さが垣間見える。 ―あなたは王。 はっとなる。 妙に響く声、この声は―――――。 「……誰?」