「え?うん。もうだいぶお酒抜けたから平気よ。」








俺の心配とは裏腹に観奈はケロッとした顔でそう答えた。








( ´;゚;ё;゚)・;'.、・;'.、ゴフッ!







さ、さすが毎日飲んだっくれてるだけあります…(゚ Д゚;)








その瞬間。








「はい。これはるちゃんの分。」








観奈がなぜか俺に缶ビールを手渡してきた。







え?( ̄∀ ̄;)







ええええええええ(゚ Д゚;)








「まさか俺に飲めと!?」








「うん。今日くらい付き合ってくれるよね?」








観奈はじ~と俺の方に強い視線を向けた。








「………う。」








そ、そんな目で俺を見ないで下さいーーーーっ Σ(´Д`;)








もちろん俺が今日の観奈を目の前にして、『ご一緒できません』と言えるわけもなく。








むしろ『じゃあ、少しだけね』と言って缶ビールを受け取る能なしな俺、遠山遥。








そんな俺だが、観奈が少しだけ元気を取り戻してくれたことには内心ホッとしていた。








まぁ、たまにはお酒もいっかな。
いまさら未成年どーこういうのもめんどくさいしね( ̄∀ ̄;)








だが、そんな俺の考えが甘かったせいで、今後まさかあんな展開になるなんて想像するよしはなかったんだけど…。








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