ギュッ────── 慎二が抱きついてきた。 「・・・・もう切るね?」 「・・・待って。最後に聞いていい?」 「なに?」 「あの男は、ランの何?」 「・・・・・・・・親戚。」 「・・・・・そっか! なんだ、そっか! よかったー」 「切るよ?」 「ああ、ごめん! また連絡する!またな!」 「うん。・・・・」 あたしは電話を切って 慎二と再びベッドへ行き 続きをした。