『君1人?』 えっ、顔をあげると 知らない男の人が立っていた 『あれっ、泣いてる!? 彼氏と喧嘩でもしたの』 「……」 『ねぇ、ならさ俺といいことしようよ 彼氏なんて忘れさせてあげるよ』 そういって男の人は私の腕を掴み 強引に何処かへ連れていこうとした 「ちょっ、離してください!」 抵抗するが男の人の力に 勝てるはずもなく どんどんと引っ張られていく やだっ、怖いよ… 啓吾っ!!