ラルは、アリサの頭を優しく撫でた。



「落ち着け。なっ!」



ふっと優しい微笑を見せると、自分の胸で思いっきり泣かせた。


数分すると、泣き疲れたのかアリサは眠ってしまった。




アリサを抱き上げると、ベッドへと運んだ。


そっと、前髪を別けると、彼女のおでこに優しいキスを落とした。




いとおしそうにアリサを見つめると、ラルも眠りに付いた。