場所・・・そんなの一つしかない 小学校が隣接するフェンスで区切られた校庭の人気がない場所 「ちっ、千代先輩!!!」 名前を叫ぶと双眼鏡を手にした美少女が 小学校の校庭から、こちらへ視線を向ける 「あれ、亮太君。どうしたの?」 冷静に答える先輩 「いやいやいや。どうしたのじゃなくって!何してるんですか!!」 すると滅多に表情を崩さない先輩は 薄い艶やかな唇の口角を上げ