「じゃーな、陽太! 奥さん、大切にしろよ?」

「当たり前だろ? お前も、頑張れよ!」

「おぅ!」


京ちゃん達は美琴ちゃんを連れて、帰ってしまった。


「はぁー…」

「なぁにため息ついてんの?」

「だって…寂しいじゃん」

「旦那様がいて、寂しいの?」

「そ、そういうんじゃなくて…///」

「まっ、久しぶりに会ったからな」

「ママ、また美琴ちゃんと遊べる?」

「…うん、絶対遊べる!」


そう言うと、直は嬉しそうに微笑んだ。

「僕、もう眠い…」

「じゃあ、寝て良いよ? ご飯作ったら起こすから」

「うん…」


直はベッドに入って行った。