「んじゃ、あたし達はそろそろ帰りますか」 「ぇ、もう?!」 「だってもう五時だし!」 ぁ…本当だ…。 「また会おうね!」 「うんっ!」 「そうだなぁ〜…今度会う時は、柚にそっくりな女の子が見たいな♪」 「…は」 「りょーかい。今度ちゃーんと可愛い女の子に会わせてやるよ」 ちょっ…?! 陽太ぁっ?! 「なんなら、今すぐつくろーか?」 「つくらないからっ! もぅ、京ちゃんも変な事言わないでっ!」 あたしがそう言うと、皆笑い出した。