あたしは夕飯をテーブルの上に並べ、椅子に座った。 陽太と直も座り、3人で食べ始めた。 「直、今日楽しかったね♪」 「うん! 僕、また行きたい!」 「次は…体育祭かな」 「んじゃ、お弁当2人で作ろう?」 「うん!」 直は「ごちそうさまでした」と言って、ダダダと何かを取りに行ってしまった。 「「?」」 「パパ! ママ! これ!」 直が持ってきたのは、小さな手紙。 「直、これラブレターか?」 「らぶ…れたぁ?」 いや…知らないと思うよ、陽太。