そこから怒涛の如く…多忙な毎日が続いた。

 
 観光なんてする時間もなく…足早に過ぎる時間。


 毎夜の楽しみは…澪生からのメールーー



 こうして澪生と離れると…本当に自分にとって澪生は大切な存在だって気付く。



 だって…あんなにシャワーのように私に『スキだ』と言って…キスしてくれる澪生。




 彼の愛に包まれた日々が愛しいーー



 まだイタリアに来て…5日目だけど…早く日本に帰りたかった。