なんせ…CMの宣伝効果がいちばん…視聴者の目を惹く広告媒体。 あのアイドルの新商品の今後の売り上げがかかっていると言っても過言ではない。 副社長に促されて…ヤツの控え室に挨拶。 手に提げた紙袋には…無造作に入ったたくさんの色紙。 どう…頼むか…仕事よりも頭の痛い課題だった。 俺は控え室のドアをコンコンと叩く。 「どうぞ~」 「失礼します」