「麻古ちゃん~」 お母さんは私のダイスキな駅前の『大黒堂』の苺大福を持って来た。 「買って来たの?」 「麻古ちゃんのためにね~」 私限定!!? 「美古…麻古ちゃんにお願いした??」 「!?」 二人して…グルな感じーー 「何?」 「今度…麻古ちゃんの会社のCM出るの…『oz』のナルなんでしょ?サイン… 貰って来てくれないかな?」 「えっ!!!?」 お母さんと美古はアイドルオタクだった。