「この仕事…キマってなかったっけ?」 「まあ~ともかく…座って…智成君」 叔母は席を立って、ブツブツ文句を吐き捨てるアイドルを椅子に座らせる。 叔母が人に気を遣うトコなんて初めて…見た。 それも自分の息子のような歳の少年にーーー しかし…何なんだ!? この高飛車な態度。 アイドルにしては無愛想で礼儀がなってない… ガムを噛みながら…ウザそうに彼は座った。