叔母は全く家庭的ではない…… 結婚したのは財産、地位を目当てとしか言いようがない。 既に…叔母は何処からともなく…モデル候補のプロフを手にしていた。 「この子なんていいと思わない??」 「すいません…俺…仕事あるので…戻らせてください」 「ダメダメダメ…マー君…秘書を呼んでコーヒーを淹れさせるわ」 「コーヒーなんていりません!」 「…そう言わないで~」 俺を媚びるように見つめる叔母。 「でもね…この子たち…全部落とすつもりなの」 「!!!?」