「は、離れろ!!!小田切」 いきなりよそよそしく透真は私の苗字を呼び捨てる。 「ま、周りを見ろ…小田切」 「へっ!?」 私と透真に好奇な目を向けながら…社屋に入っていく社員たち。 透真は私の手を引き離した。 「…小田切…後で…第二会議室に来い」 そう言って…透真は先に社屋に入っていく。 残された私は…何が何だかわからなかった。 分かるコトは一つーーー 透真と同じ部署で…私の上司だってコトだけ。