私の王子様は新入社員!?2nd~元カレエリートの恋愛事情~

 「かしこまりました…ご主人様…」


 精一杯…恥を忍びながらも…私は透真のオーダーをメモ。


 「……あそこのテーブルにはメイドが座っているが…仕事しないのか?」


 「…ご主人様がお一人の場合に限ってのカップルサービスです…」


 「コレか…1000円?高いが~俺もカップルサービスを受ける…指名はお前だ」


 「……」


 私はオーダーのホットケーキセットを持って、透真の前に座った。