私の王子様は新入社員!?2nd~元カレエリートの恋愛事情~

 私は透真をテーブルに案内するハメになった。


 「……幹事の桑原さんから聞いた…俺は…定期を届けに来ただけだ」


 「……」


 透真はテーブルに私のパスケースを置いた。


 「ありがとう…」


 「……何がおススメだ?麻古ちゃま」


 透真はメニュー表を見ながら…私に問いかける。


 「……え、あ…///」


 知り合いを目の前にして…いつもの調子では説明出来ない。